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これは、「ホーキング宇宙を語る」で知られるスティーブン・ホーキング博士が、娘のルーシーと一緒に書いたSA(スペース・アドベンチャー、またはサイエンス・アドベンチャー)です。
本物の科学に基づいた冒険小説です。
まずは、最新の宇宙望遠鏡で撮影した、不思議で美しい宇宙の写真をごらんください!
主人公の少年ジョージたちと一緒に、AIの「コスモス」がつくる秘密の扉を通り、この宇宙への冒険に出かけよう!
科学者エリックの言葉を借りて、ホーキング博士は語ります。
「新しいことにトライするということは、危険を引き受けるということなんだ。でも、トライしないと意味のあることは何も成しとげられない。もちろん、だれでも時にはまちがうこともある。そこが大事なところだ。トライして、失敗して、またやり直して、続ける。それは科学だけじゃなくて、人生でも大事なことなんだよ。」
「時には戻ってくるために、はるか遠くまで行かなくちゃならない。だから、逆に進んでいるように思えても心配しなくていい。違う見方ができるようになるって考えればいいんだよ。」
エリックは、子どもたちに知識を与えるだけではなく、その知識をつかって何かできるように頭を使うことを教えます。つまりこの本は、環境問題を教育の中で扱い、考え方、社会構造へのはたらきかけへの力をつけることを教えています。
子どもの世界への共感と、子どもたちの可能性への信頼に満ち、おとなが子どもたちのために何を残し、どのように導くことができるかを考えさせてくれます。
子どもにも、おとなにも読んでほしいです。
ニセコが大好きな人にはぜひおすすめ。
もちろん、宇宙や星のことを知りたい人は必見です。
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※ニセコ町学習交流センター「あそぶっく 」図書委員として、おすすめ本の紹介を書きました。 当初、シリーズの3巻までしか蔵書されていませんでしたが、その後、全巻そろえてくださったそうです。