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京都はしとしとと雨が降り、梅雨らしい朝になりました。
先週の更新では、大雨のあと暑い日になったと書きました。この天候のおかげで、すばらしいできごとがありました。
K’sの近くには、琵琶湖から京都に水をひく疎水の分流が流れています。毎年春には、この疎水分流沿いで見事な桜が見られますが、実は初夏には蛍も見られるのだということを今年初めて友人から聞きました。そこでこの日の夜、そろそろよい時期かなと見計らって、ジョギングがてら蛍のようすを見に出かけてみました。そうしたら、付近に住んでいらっしゃる方はやはりご存じなんですね(私も10年ほど住んでいますが・・・)、橋の上や茂みが切れて流れをのぞき込めるところで、多くの人が蛍を愛でていました。
それはもう、驚くような光景でした。京都の蛍といえば、哲学の道沿いの疎水が知られていますけれど、これまで何度か私が哲学の道で見た蛍は、じっと目をこらせば時たま光る、という程度だったのに対して、その日はもう光の乱舞。ゆらゆら、ふわふわ、と飛びながら、何匹もの蛍が同調して光ります。わーっと歓声をあげる人もいますが、その後はみんなひそひそ声になるのはなぜでしょう? 地元の方が話しているのをそばで聞いたところでは、前日まではほとんど出ていなくて「今年はあかんのかな」と思っていたとか。雨が降ったことで一斉に蛍が出てきたようなのです。
桜の時期も、賀茂川の人だかりに対してこの疎水分流は穴場という感じでしたが、蛍についても同様です。ふだんから、ゴミを片付けたり、雑草の手入れをしたりと、地元の方がこの疎水を大事にされている訳がようやくわかりました。こうして四季折々の風物を町中でも感じられるところは、京都のよいところだな、と改めて感じました。
蛍を見てうっとりした後は、お待ちかねの函館海の幸。
今日の写真は蛍だったらよかったのですが、目で見たように光のゆらめくさまを写すことは無理なので、花より団子となってしまいました。これは、函館朝市で注文して届いたものではなくて、先日、函館市湯の川で宿泊した漁師宿「民宿 北洋」さんで夕食にいただいた舟盛りです。『函館ならではのお刺身をご希望の方には、海鮮料理コース(1泊2食付¥8,400 人数限定)をおすすめ致します。海の幸をたっぷり召し上がれます。』という北洋さんのウェブサイト(
[URL])のオススメにしたがって頼んだもので、4人前です。他にもババガレイの煮付け、サメの酢の物、天ぷら、などなど食べきれないほどの(もちろん、実際は食べきりましたが)海の幸がつきました。とても2食付でこのお値段とは思えません。御礼もかねてご紹介します。機会がありましたら、ぜひみなさまも湯の川を訪ねてみてください。
朝市では、楽天ショップもある「はこだて浪漫館」(
[URL])さんで注文しました。お得な詰め合わせセットもありますが、お願いして好きな物をセット料金で無理につくっていただいてしまいました。殻付のホタテ、あぶらがのったホッケ、メロンなど、16日の晩から毎日少しずつ食べて今日まで楽しんでいます。 あ〜幸せ!!!
ではここで、以前に書いた文章から、魚に関するエッセイを転載します。自著「ウニの赤ちゃんにはとげがない」(恒星出版)に書いたヒラメとカレイの眼に関する文章と、企画編集に関わった「うまさ究める」(かもがわ出版)に書かれた刺身のおいしさに関する文章をもとに、「日本の老舗」という冊子に寄稿したものです。
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[ヒラメにカレイ 眼とおいしさの秘密を探る]
■ヒラメとカレイの区別